「症状が改善する」というのは、「体の状態が良い方向へ変化する」ということです。
そのような施術をするための大事な考え方があります。

1.原因(問題)を見極める
2.問題のない状態に直していく
痛みとは問題が表面化したもので、必ず原因があります。

痛みを消そうとするのではなく、体を問題のない状態に直していく。
これが基本の考え方となります。

体は全体で一つ

実際に臨床の場面では、痛みのある部分に問題あることが多いです。
しかしそこだけが単独でおかしくなっていることは少なく、いろいろな部分が関連していることがほとんどです。

体は全体でバランスを取り合っています。
痛みのある部分だけではなく、頭から手足の先まで全身を見なければいけません。

痛みの原因

痛みの原因は、筋肉筋膜が癒着して動きが制限されて起きていると考えています。
筋肉筋膜が癒着して張り付き、天然のテーピング・ギプスのようになり、体の動きを制限し変な形のまま固定してしまっています。

痛みはそのような状態を知らせるサインです。
幼少期にそのような癒着はありません。全身の筋肉筋膜の癒着をとりきればその頃のような状態になれるはずです。

まとめ

痛みを消そうとするのではなく、動きを改善させる、ゆがみを正す。
そのような意識で整体します。

その結果として症状が改善していきます。